ゆゆのガチホコごっこバケツ〜アクエリ派ですか？ポカリ派ですか？〜

はじめての方ははじめまして、以前から読んでいただいている方はお久しぶりです(๑•ᴗ•๑)ゆゆです！最近めちゃんこ暑くて大変ですね…スプラトゥーン甲子園の地区予選も始まっていますし、こまめに水分を取るなどして体調管理には心がけましょう！

追記:とても長くなってしまったため、目次を入れております。読みたい部分をクリック、又はタッチしていただければその部分まで飛ぶことができます。

早速本題に入りますが、今回のメインとなるブキはエクスプロッシャー（以下エクプー）についてです。

｢使いたいけど使うのが中々難しい…｣という方や｢スプラトゥーン甲子園で練習したいけど間に合わないかな？｣と思っている方達に向けて、ガチエリアとナワバリバトルでの対抗戦で普段からエクプーを使っている僕が意識していることを伝えられたら良いなと思います。（スプラトゥーン甲子園の観戦の楽しみ方も伝えたい！）

1.エクプーについて

これは7月に追加された新しいスロッシャーで、サブウェポン（以下サブ）はスプリンクラー、スペシャルウェポン（以下スペシャル）はバブルランチャーとなっています。

このブキはメインウェポン、サブ、スペシャル全て優秀で、ガチエリア対抗戦はもちろん、最近とても盛り上がっている甲子園でも採用されるレベルで強力なブキとなっています。

エクプーのメインはダメージが2段階に別れており、爆風が35.0ダメージ、直撃が55.0ダメージとなっていて1発で合計90.0ダメージと高威力の射撃を撃つことができ、射程もとても長いため、広範囲の場所を攻撃することができます。

次に塗りに関してです。このブキは塗り範囲が広いメイン+サブのスプリンクラーにより塗りがそこそ強く、190pという恵まれたスペシャルポイントでエリア管理や抑えておきたい大事な場所を制圧することにおいてとても強力なスペシャルであるバブルランチャーをかなりの頻度で使うことができます。実際このブキによる盤面への影響力はとても強く、このブキが生存しているだけでかなり相手を牽制できます。

要約するとこのブキの立ち位置は中衛、仕事は主に盤面維持・味方のカバーがメインになります。この件についてはルールごとに解説します。

2.ガチエリア（対抗戦）

ガチエリアは大きく分けて3つの動きがあります。それは初動・抑え・打開です。初動はバトルスタート〜最初の対面のことで、とても大事な場面です。抑えは有利な状況を作り、エリアを確保してからカウントを稼ぐ時間です。打開は不利な状況を作ってしまった時にその状況を覆す時間のことです。エクプーの1つ1つの動きについて説明しようと思います。

・初動

初動は味方の1歩後ろから射程をいかして味方の前、つまり最前線にメインを撃って牽制することが大事です。そうすることで相手はラインを下げるかその射撃によって塗られた場所に突っ込んでくるかしか出来なくなってしまいます。相手がラインを下げればこちら側のチームは優位に立てますし、相手が突っ込んでくるならば、あらかじめインクで塗られた自分たちにとって有利な位置で戦う事ができます。

 ・抑え

次は抑えについてです。初動が成功すれば次は抑えに入るはずです。抑えでは基本的に視界がある程度開けてる場所に潜伏します。（チャージャーには気をつけましょう）この時味方のいる位置を把握している事が大事です。味方が交戦を始めたら、そこにメイン射撃をして加勢してあげましょう。（カバーと呼びます）直撃が当てられなくても爆風で35ダメージを与えられるので味方が撃ち勝つ確率は上がりますし、万が一味方が負けてしまったとしても削れた相手を自分のメインで削り切ることができます。カバーをしにいく時は射程を活かしてできるだけ近づかないようにしましょう。（近距離戦は苦手なため）もし近距離に近づかれてしまった場合は90ダメージを意識してできるだけ遮蔽物を使いながら戦うことが重要です。相手がスペシャルを合わせて来た場合は、ジェットパックやハイパープレッサーのみならばバブルランチャーを使っていなしましょう。ただジェットパックとハイパープレッサーはとても強力なスペシャルなので危ないなと感じたらすぐにリスポーンに帰る・又は避けるなどをして生き残ることを優先した方が次のこちらの打開チャンスに繋がりやすくなるので状況を見極めましょう。

｢残りカウントが少ない｣｢残り時間が少なくリードが近い｣などといったという場合はバブルランチャーをエリアに留めさせ、カウントを稼ぐのもアリです。

（相手の）バブルランチャー・アメフラシ・各種ボムピッチャーに対抗してこちらのバブルランチャーを使うのはあまり効果が無いので、あまり使わない方がいいです。（※後述）その場合はメインで攻撃するなり、味方がやられてしまって人数不利な状況が出来てしまった場合はリスポーンに帰って打開の準備をするなりしましょう。

・打開

最後はおそらく苦手な方が多いであろう打開についてです。打開では味方のスペシャルや攻めに合わせて確実にカバーを入れてあげるのがとても重要です。同時にその射程と塗り範囲をいかしてスペシャルを溜めながらしっかり牽制やクリアリングしましょう。

バブルランチャーは人数有利の状況ができてから使うか、ヘイトが集まっていない所から使うと相手に割られにくく、効果を発揮することができます。またバブルランチャーを使う時はいくつか注意点があります。

1.相手のアメフラシ範囲内では使わない（バブルランチャーが消されてしまう・膨らみにくくなってしまうため）

2.相手のボムピッチャー中に使わない（バブルランチャーが一瞬で消されてしまうため）

3.味方のハイパープレッサーには合わせない（味方のハイパープレッサーにバブルの判定が入ってしまい、ハイパープレッサーによる打開が潰れてしまうため）

4.味方のボムピッチャーの近くで使わない（近くで使ってしまうとバブルランチャーはすぐに割れ、ボムはバブルランチャーに全て吸われてしまうため）※少し離れた位置からエリアに入れてあげるように使うと、どちらの効果も活かすことができます。

そして先ほど話したとおりこのブキの立ち位置は中衛寄りとなっています。このブキの性質上、中衛の仕事である相手のヘイトを集めるということは遂行しやすいですが、近距離戦を苦手としているため相手の前線に狙われてしまうとすぐ潰されてしまいます。

打開の時に中衛がやられてしまっては貰えるはずのカバーが期待出来なくなるため前線の人達が撃ち勝ちにくくなってしまい打開にかなりの負担がかかってしまいます。なので味方と声をかけ合ったり、味方に近い場所で動く（カバーが貰いやすくなります）などをしてヘイト管理に気を付けましょう。

これらを意識すれば、打開の成功率やチーム全体の動きやすさは上がるはずです。

参考程度に僕が実際に使用しているギアを貼っておきます

3.スプラトゥーン甲子園（ナワバリバトル）

さて、今皆さんが一番注目しているルールはこのナワバリバトルでしょう。

このルールはとても奥深いものがあり、練習量がかなり出るルールだと思います。

ナワバリバトルはガチエリアと似ているようで違ってきます。ガチエリアで前述した初動・打開・抑えはもちろん、ここに敵陣抜けや、それを抑える抜け処理などが組み込まれてきます。

では、エクプーは何をすべきなのか？となるでしょう。

エクプーが持つ仕事のメインはカバー・ライン維持・抜け処理が主な仕事です。

その中でもライン維持はとても重要です。

ナワバリバトルではガチエリアのように不利時にスペシャルポイントが溜まらないこと、そしてナワバリバトルというルールで勝つためには｢敵インクを塗り返す時間｣というものが必要なことも相まって味方がもしやられてしまった時に打開が困難な状況にならないようにする立ち回りをすることが大事です。そして、エクプーにはそれを楽に遂行できる力があります。（メインの射程と火力、バブルランチャーによる盤面への圧力など）

この仕事ができるブキは限られているので、今その仕事をできるエクプーに注目が集まっているのではないでしょうか。

次に環境と重ね合わせていきましょう。

今ナワバリバトルで強いとされているブキはバケットスロッシャーデコ、シャープマーカーネオ、クーゲルシュライバー（※一部ステージ）、H3リールガンD（N-ZAP 85）、デュアルスイーパーカスタム、エクスプロッシャーなどが挙げられます。（※クアッドホッパーホワイト、オーバーフロッシャーは出て間もない新ブキなので深くは言えませんが、環境を荒らす存在になってくれるかもしれません。）

見れば分かる通り、エクプーの天敵であるチャージャー種、ジェットパック持ちのブキがとても少ないのです！

そしてエクプーはクーゲルシュライバーを除いてこれらのブキを抑えることができます。（クアッドホッパーホワイトは五分五分と言ったところでしょうか）つまり環境的にも使いやすいのです。スプリンクラーによって細かな塗り残しも復帰ついでに塗れますしね。

使わない理由が無いほど強いエクプーです。おそらくほとんどの強豪チームがエクプーを採用しているでしょう。

ですが、甲子園優勝を目指して練習を始めた人とずっと使っていた人では動きの精密さに差が出てしまいます。

そこで前者の方々に僕が提案するのは『敵エクプーの位置を常に視野に入れておき、絶対に対面しない』という事です。

当たり前のことを言っているようですが、これはとても大事なことなのです。

エクプーのミラー対面（以下ミラー）において最も練度が出る部分は｢直撃+爆風の90ダメージ｣を正確に出せるかどうかでしょう。ずっと使っている人のAiMと当て勘はとても鋭く確実に90ダメージを入れてくるため、良くても相討ちになってしまいます。（相手もエクプーミラーは相討ちが多いのが分かっているため引くとは思いますが）

そしてエクプー同士のミラーが起きるということは恐らく｢初動が始まったばかりでラインが定まっていない・味方が敵の前線を倒して攻め込んでいる・味方の前線がやられてしまってこちら側に攻め込まれている｣のどれかでしょう。どれをとってもミラーで練度というハンデを背負って相討ちをとりにいくメリットはありません。ですので、攻めている場合は味方に声をかけて処理してもらう、攻められている場合は少し下がって牽制のみをしてライン維持を行う選択を取りましょう。

『ブキの練度はチームとの連携で補うことができます。』

これらの話を踏まえた上でスプラトゥーン甲子園で採用されている8ステージ中、どこでエクプーを持つべきかも話そうと思います。

1.ザトウマーケット

採用理由:よく相手が潜伏している場所をノーリスクでクリアリングすることができ、高台に入った時の制圧力が高いから（※バケデコでも良いが、エクプーの方が優先度高め）

2.ショッツル鉱山

採用理由:射程が活かしやすく、コンベアをノーリスクでクリアリングできるから

3.コンブトラック

採用理由:中央からのメイン射撃でどこにでもカバーを入れることができ、味方の敵陣抜けもサポートしやすいから

4.海女美術大学

採用理由:中央高台から相手広場を攻撃でき、更に右からの相手も見ることができるから

5.スメーシーワールド

採用理由:中央から相手を撃ち下ろすことができ、ノーリスクで制圧することができるから

6.マンタマリア号

採用理由:金網から撃ち下ろすでき、打開ルートとなる左の広場を制圧できるから（※強いことには強いですがここは天敵であるクーゲルが採用されていることが多いので他ブキ推奨）

この5ステージ（6ステージ）が僕ならエクプーを持つかなぁといったステージです！

最後にギアについてですがメインインク効率×2+イカ速度アップが安定した動きをできるでしょう。ギアの効果についてまとめておきます（スプラトゥーン甲子園ルール）

｢メインインク効率無し｣

素振り:11回 スプリンクラー後:4回

｢メインインク効率1積み｣

素振り:12回 スプリンクラー後:5回

｢メインインク効率2積み｣

素振り:14回 スプリンクラー後:5回

・バブルランチャーで使える小ネタ

バブルランチャーはとても強力なスペシャルですが、その見た目故に、すぐ潰されてしまう場合があります。そこで、バブルランチャーを使う前にやっておきたい行動を動画に撮ったのでよろしければご覧下さい。

れんしうふうけい pic.twitter.com/6H13p7CkiS

— 優・。・々 (@Yuyu_Sasamiya) 2018年7月31日

これは、バブルランチャーを使う前にメイン射撃を真上に事前に放つ事で、泡の1発目にダメージを入れるという技術です。このダメージは結構大事で、相手に潰されにくくなる・自分の割りたいタイミングで割りやすくなるなどといったメリットがあるので、練習しておいて損はないでしょう。（甲子園の時にカメラで映されてたら放送的にも映えますよ(๑•ᴗ•๑) ）

簡単な方 pic.twitter.com/29OSjqHEO2

— 優・。・々 (@Yuyu_Sasamiya) 2018年7月31日

こちらはバブルランチャーを使う前にスプリンクラーを前に置くことで泡にダメージを与えておくという技術です。

こちらの方が簡単ですがスプリンクラーを置く分のインクを貯めていなければいけないため、前述した技術を使えるならそちらを優先した方が良いと思います。

<番外編>スプラトゥーン甲子園、何に注目して見たらもっと楽しめる？

はい。今回は甲子園真っ只中ということもあり、見る側の楽しみ方についても触れていこうと思います。ナワバリバトルで盛り上がると言えば、やっぱりチーム全体が一丸となってスペシャルを合わせて打開する｢これぞスプラトゥーン！｣というシーンなのではないでしょうか？ですがこのスプラトゥーン甲子園、それだけではありません。いっぱいあるので試合以外の部分、試合中どちらの例も挙げてみようと思います(๑•ᴗ•๑)

<↓まずは試合以外の部分を見て！↓>

・チーム名が書かれたホワイトボードに描かれている絵が上手いチームが多い！

これは7/28、29に行われた東海地区の予選を見た方で気付いた方もいるのではないでしょうか？

個性的なチーム名とその横に描かれた絵。どちらもセンスが良いものが並んでいて面白いチームがとても多いです！

・試合後のインタビューに注目！

試合後に行われるインタビューですが、チームへの想いが詰まった言葉・面白く印象に残る発言など選手達をもっと好きになるようなものが詰まっています！試合だけじゃなく、そちらもしっかり見てみてください！

見ればきっとあなたもそのチームのファンに！

<↓ここから試合内容になります↓>

・前線ブキの華！敵陣抜け！

ナワバリバトルと言えば話題にあがるであろう敵陣抜けについてです！相手の一瞬の隙を見て敵陣にスッと抜けていきナワバリバトルは倒すことだけじゃ無いんだぞと言わんばかりに敵陣のインクを塗り変えるその姿はまさに前線の華と言っても過言ではないでしょう！敵陣抜けはイカ研究員さん達もカメラワークを移して注目してくれるため、動きを見ていてとてもわかりやすいです！

会場と一緒に盛り上がりましょう！

・堅実な判断力！中衛ブキ！

前述したとても盛り上がる敵陣抜けですが、影ではそれを支えヘイトを集めている中衛、後衛の人達がいます！特に中衛は中々目立ちませんが、常に前衛をささえて攻める時は攻める、守る時は守るというタイミングを常に決めているサッカーでいう｢アンカー｣の仕事をしているキーマンです！

前衛が抜けるタイミングを作るために一歩前に出たり、ラインを出来るだけ前に維持するために一歩退いたりなど、中衛ブキの判断によりチーム全体の動きが変わる瞬間を見逃さずに！

まだまだ沢山ありますが、とても長くなってしまうため、今回はこの辺でにしようと思います( ´•̥  ̫ •̥` )

     最後に

今回は更新もとても遅く、とても多くのお話を詰め込んでしまった結果とても読みにくくなってしまい、申し訳ありませんでした。

普段皆さんが中々話したがらないナワバリバトルの戦略ですが、情報共有の場があってもいいんじゃないかと思い今回エクプーについての記事を書かせていただいた所存です。このブキはまだ出て1ヶ月ちょっとなので研究が至らぬ点もあるかもしれませんがご了承下さい。

皆さんの甲子園でのご活躍、更なるスプラトゥーン界隈の活発化を願って収めさせていただきます。

ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました。

 〜Special Thanks〜

ブログアイコンのイラストをくださったあり（ @dodgeworks ）さん

文の修正・添削を手伝ってくださったあのにます（ @anonymous3931 ）さん

本当にありがとうございました！！(•᎑•)

2018 8/3 採用ステージについて加筆させていただきました。

2018 8/3 少しでも読みやすくなるよう、行間を入れさせていただきました。